介護経験0から看護小規模多機能型居宅介護へ転職

看護小規模多機能型居宅介護について

こんにちは。介護歴6年目のちょこです。

私は、平成29年に現在の職場、看護小規模多機能型居宅介護に転職しました。
それまでは、事務職を18年続けていました。

事務職時代のお友達から今の職場、看多機(かんたき)に誘われて転職しました。

これからまだまだ働いて行かなくてはならない、今ならまだ資格を取れるんじゃないかと
当時44歳の時に考え転職に踏み切りました。

それでは、看護小規模多機能型居宅介護についてご紹介したいと思います。

介護施設というと大きな施設を想像している人が多いと思いますがこの看護小規模多機能型居宅介護は、利用者様の登録人数は29名までの小さな施設となります。

看護と介護を一体的に提供し「泊り」「通い」「訪問介護」「訪問看護」とニーズに合わせたサービスを受ける事が可能です。

「退院後、すぐに在宅生活大丈夫かしら」
「病状が不安定で家族としては不安が大きいが本人の希望で在宅生活を継続させてあげたい」
「同居家族のレスパイト目的での利用」

このようなにニーズがあり要介護がついた方々を支援しています。

私の勤めている看多機を利用している利用者様の利用の仕方についてご紹介します。

●Aさん
80代男性。次女様家族と同居。
アルツハイマー型認知症と大腸がん、骨転移。

同居ご家族様の仕事が忙しくほぼ365日毎日朝の9時から夕方6時半まで利用されてます。
夕方については、ご家族様の送迎で帰宅しています。
レスパイト目的で月に10日間ほど泊りを利用しています。

●Bさん
80代女性。独居。長男様、長女様が遠方に在住。
多発性骨髄腫。抗がん剤治療中。

本人が認知症状がなく抗がん剤治療に通うことが出来ることから独居継続中です。
長男様、長女様の希望により1日1回の安否確認と内服確認のための訪問。
月に2回の看護師による訪問看護利用。
訪問介護で家事支援、買い物支援を行っています。
入浴のために週に2回、1時間だけ通所利用をしています。

●Cさん
90代女性。独居。お孫様がKP.
大腿骨骨折で入院し退院後、すぐに在宅復帰が心配なため利用。
重度の心不全。

認知症状がなく杖歩行で歩行安定しているが重度の心不全のため在宅生活を続けるために
週に5日間通所利用しています。
その他、帰宅送迎時に家事支援と買い物支援を行っています。
自宅での体調確認のために毎週訪問看護を利用しています。

3名の利用者様のご紹介でした。
このように同居ご家族様のレスパイト目的や遠方のご家族様の希望の訪問利用、
入浴のための通所利用などそれぞれのニーズの合わせた使い方ができるところが
看多機のメリットだと思います。

その他に、通所、訪問、泊りとすべて顔なじみのスタッフのケアが受けられるところも
利用者様にとっては、安心して過ごせるメリットになるのではないでしょうか。

看多機のデメリットについて考えてみたいと思います。

色々なサービスを受けることが出来るため、他の事業所の介護サービスを受ける事が出来ません。

このようにメリット・デメリットを考慮したうえで介護施設の利用を検討すると良いと思います。

次は、初任者研修とはです。

タイトルとURLをコピーしました