前の記事は、実務者研修について その6でした。
こんにちは。介護歴6年目のちょこです。
介護経験0から今の職場である看多機に転職して現在7年目、介護歴6年目です。
平成29年に転職し令和2年に介護福祉士国家資格を取得しました。
介護福祉士の受験資格は、実務経験が3年と実務者研修修了が必須となっています。
それでは、実務者研修その6の続きです。
第5章 障害の理解Ⅰ 障害の基礎的理解
第1節 障碍者福祉の理念
国際障害分類と国際生活機能分類、障害者福祉の基本理念について
学習します。
WHO定義のリハビリについて、医学的リハビリテーション・社会的リハビリテーション
教育的リハビリテーション・職業的リハビリテーションに分類されてます。
第2節 障害による生活障害、心理・行動の特徴
身体障害・知的障害・精神障害・高次脳機能障害・発達障害のそれぞれの
生活上の障害心理と行動の特徴について学習します。
第3節 障害児・者や家族へのかかわり・支援の基本
家族の理解と障害の受容支援について。
家族介護の肩代わりをする支援だけではなく家族自身の社会参加や自己表現に対する支援も
必要です。
第6章 障害の理解Ⅱ 障害の医学的理解と支援の実際
第1節 医学的側面からみた障害の理解
視覚障害、聴覚・言語障害、運動機能障害、心臓機能障害、呼吸機能障害、
膀胱・直腸機能障害、肝機能障害、知的障害、精神障害、難病とこれらについて
少しずつ触れていきます。
第2節 障害児・者への支援の実際
基本的視点にもとづいた個別支援と地域におけるサポート体制について
学習します。
第7章 こころとからだのしくみⅠ 介護に関連するからだのしくみ
第1節 移動・移乗に関連するからだのしくみ
姿勢は、臥位、座位、立位に分けられます。
移動するためには臥位から座位、立位と姿勢を返還していく必要があります。
歩行の姿勢や車いすへの姿勢について学習します。
第2節 食事に関連するからだのしくみ
食事の動作、先行期・準備期・口腔期・咽頭期・食道期の段階について
学習します。
食事の口腔内の動作については、終末期ケア専門士と口腔ケア推進士でも
より深く勉強しました。
口腔内の動作は、誤嚥性肺炎にもかかわるところなので介護士は、
普段から敏感に利用者の様子を観察しています。
第3節 入浴・清潔保持に関連するからだのしくみ
皮膚や発汗についてと汚れの付着する部位について学習します。
入浴方法については、初任者研修の時に演習で行いました。
ですので、実務者研修では、座学を中心に行いました。
日本人と入浴は、深いかかわりがあります。
しかし、高齢者になると入浴による疲れが大きいです。
そして、入浴に対しての面倒さも出てきます。
現場では、いかにスムーズに浴室まで誘導できるかと
毎日職員同士でアイデアを出し合っています。
第4節 排泄に関連するからだのしくみ
トレイで便器に座る動作や脳による排尿・排便の指示。
高齢者は、これらがスムーズに行えなくなります。
人工膀胱(尿路ストーマ)や人工肛門(消化器ストーマ)を増設する人もいます。
第5節 着脱、整容、口腔清潔に関連するからだのしくみ
頭髪の毛周期や爪の機能、口腔内の機能などしくみについて学習します。
着脱や整容、口腔清潔の意味について。
身支度を整えるということは、その人なりの自己表現を維持することにつながります。
やる意味を考え生活を活性化させていきます。
第6節 睡眠に関連するからだのしくみ
自律神経と睡眠について学習します。
また、睡眠は心の状態と深くつながっていて睡眠不足がストレッサーになります。
主なストレッサーについても学習します。
第8章 こころとからだのしくみⅡ 心身の構造・機能と介護における観察のポイント
第1節 人間の心理
人間の欲求の基本的理解とこころのしくみの基礎を学びます。
第2節 人体の構造と機能
生命維持・恒常のしくみ
脈のはかり方について、血圧の変動について、体温のはかり方について、
学習します。
人間の体の仕組み
人体は、体感と体肢に大きく分けられます。
骨について、連結部分(関節)や動きについて学習します。
筋肉の」構造やはたらき、骨格筋・平滑筋・心筋にてつい手学習します。
人間の神経について。
中枢神経と抹消神経、体性神経と自律神経について学習します。
視覚・聴覚・嗅覚・味覚・体性感覚について学習します。
内分泌や血液など、体の仕組みについて触れていきます。
座学で難しい分野でしたので覚えるのが大変でした。
しかし、介護福祉士国家試験の試験勉強の時は、ほぼここは
しませんでした。
試験勉強については、また次回別に詳しく書いていきます。
第3節 移動・移乗における観察のポイント
第4節 食事における観察ポイント
第5節 入浴・清潔保持における観察ポイント
第6節 排泄における観察ポイント
第7節 着脱・整容・口腔清潔における観察ポイント
第8節 睡眠における観察ポイント
第9節 終末期における観察ポイント
それぞれを細かく節に分けて変化に気づくための観察ポイントについて
学習していきます。
第9節の終末期については、終末期ケア専門士の資格取得時にかなり勉強しましたので
また別な記事で書いていきます。