前の記事は、実務者研修について その1でした。
こんにちは。介護歴6年目のちょこです。
介護経験0から今の職場である看多機に転職して現在7年目、介護歴6年目です。
平成29年に転職し令和2年に介護福祉士国家資格を取得しました。
介護福祉士の受験資格は、実務経験が3年と実務者研修修了が必須となっています。
それでは、実務者研修その1の続きです。
第2巻 介護Ⅰ 介護の基本、コミュニケーション技術、生活支援技術
第1章 介護の基本Ⅰ 介護福祉士と介護の考え方
第1節 介護福祉士の制度
社会福祉士及び介護福祉士法について、「心身の状況に応じた介護」についてです。
2011年から、喀痰吸引や経管栄養も一定の条件の下で介護福祉士も実施できるようになりました。
この医療的ケアの演習は5回やってすべての項目を一つも間違いなく行い演習合格となった記憶があります。
難しかったです。
第2節 尊厳の保持、自立に向けた介護の考え方と展開
利用者に合わせた生活支援。
生活支援における介護サービスの目的は、利用者のQOLを高めることです。
QOLとは、生活の質の向上のことです。
自立に向けた支援として、その人の価値観や生活習慣を尊重した個別支援の視点が
大切です。
個別支援が大切ですが、なかなか介護現場では、そこまで手が回らないのが
現状です。
また、自立に向けたリハビリテーションの視点を持ちながらの介護と
専門職との連携が必要となってきます。
第3節 介護福祉士の倫理
社会福祉士及び介護福祉士法の中で高い倫理性を求められてます。
りようしゃにたいして虐待ではないと思って行っていることも
陥りやすいのが身体拘束です。
身体拘束については細かな決まりごとがあるのでそこも学習していきます。
第2章 介護の基本Ⅱ 介護福祉士による介護実践
第1節 介護を必要とする人の生活の理解と支援
その人らしさの理解。
利用者一人ひとりの個性と生活経験で培われた価値観やこだわり、プライドに配慮する。
私たちと同じように一人ひとり本当に違います。
昔からのこだわりも強いです。
女性でしたら、家事へのこだわりもありますよね。
男性も生活習慣の強いこだわりがあります。
施設の中なのの集団生活のなかでいかに一人一人の個性を大切に支援するか
介護福祉士にとって苦労するところではあります。
第2節 介護実践における連携
介護現場では、多職種連携が必須となってきます。
各専門職があつまりチームとなって援助を行うことをチームアプローチと言い
チームアプローチについて学習していきます。
第3節 介護における安全の確保とリスクマネジメント
事故防止と安全対策について
利用者の生活を支えるときに常に事故を回避できるような環境を
考え整えていくことについて学習しました。
どこでどんな事故が起こりやすいのか?と言うプリント学習と
グループワークによってそれぞれの意見や回避方法について
行った記憶があります。
余談ですが、介護の研修では、グループワークが
とても多いです。
グループワークで話し合いをすることが現場のカンファレンスに
つながっているなと言うのが今思うことです。
感染対策についての学習をしました。
手洗いのやり方の基本からノロ対策のガウンテクニックについて
実際に行いました。
ガウンテクニックは秋口になると毎年行います。
第4節 介護福祉士の安全
介護福祉士は、自身の健康管理は非常に重要になってきます。
その他、毎年ストレスチェックを施設内で行われています。
介護福祉士が安全に働ける環境、福利厚生について
学習しました。
次は、実務者研修について その3です。