実務者研修について その5

実務者研修について

前の記事は、実務者研修について その4でした。

こんにちは。介護歴6年目のちょこです。
介護経験0から今の職場である看多機に転職して現在7年目、介護歴6年目です。

平成29年に転職し令和2年に介護福祉士国家資格を取得しました。
介護福祉士の受験資格は、実務経験が3年と実務者研修修了が必須となっています。

それでは、実務者研修その4の続きです。

第3巻 介護Ⅱ 介護過程
第1章 介護過程Ⅰ 介護過程の基礎的理解

第1節 介護過程の意義と目的
根拠に基づいた介護の実践について学習しました。
意図的な介護を行うためのプロセスを介護過程と言います。
個別ケアの実践や尊厳の保持・自立支援など利用者主体の介護について
学びます。

第2節 介護過程の展開
アセスメント・計画の立案・実施・評価について詳しく学習しました。
右麻痺の利用者の車いすへの移乗についての手順や・重要ポイント、行動の理由など
実際に書き出して学習しました。
現場で行っていることを根拠に基づいて言語化することが
とても大変な作業でした。

第3節 介護過程とチームアプローチ
利用者への生活支援は利用者を中心としたケアチームが形成されてチームアプローチが
実践されます。
普段行っている介護現場のけあについて言語化していきます。

第2章 介護過程Ⅱ介護過程の展開と実際

第1節 介護職による介護過程の進め方
第2節 介護過程の実践的展開

介護過程の考え方について学習します。
なぜそうした介護を行うのかと言う根拠を明確にします。
根拠をもとにこうなるはずだという仮説を立てて介護を行い検証を繰り返します。

ケアプランから個別サービス計画について学習します。
ケアプランなどは、介護支援専門員がやることだろうと考えていましたが
ここでしっかりと学習しました。
いくつかの事例をもとにケアプランの作成を行います。

実際に介護支援専門員になるときにはかなりの勉強をしないと
合格しないそうです。

介護福祉士取得後5年しないと介護支援専門員の受験資格がないので
私は、まだ先になります。

第3節 施設で暮らす高齢者の介護過程
第4節 在宅で暮らす高齢者の介護過程

3節、4節の高齢者についての介護計画書を作成しました。
フェイスシートから読み取りアセスメント表に書き出し介護計画書と実施表表を
作成しました。
とても時間がかかったのを覚えています。
実務者研修の受講生の中で介護支援専門員の人が1人いらっしゃいました。
昔は、介護経験が3年あればケアマネを受験することが出来たそうです。
その時に受験したと話していました。
実際にその方は介護福祉士の資格は持っていませんでした。

今は、介護福祉士合格後5年たってから受験できると言うより専門性が
高くなっているようです。

第3章 介護過程Ⅲ 介護過程の展開の実践
ここでは、さらに演習を深めていきました。
事例1 片麻痺のある高齢者の夢の実現に向けた支援
事例2 在宅で終末期を迎える高齢者と家族の生活支援
事例3 都会に住む一人暮らしの高齢者の生活支援
事例4 介護老人保健施設で生活する利用者への支援

4つの事例のアセスメント・介護計画・実施評価をまとめていきました。

この中の片麻痺の高齢者の夢の実現について修了試験で実施したのを覚えています。
これは、介護技術の演習の修了試験でした。

ベットからの車いすへの移乗。
外出するための更衣。
外出先での車いす操作。(坂道や凸凹道の車いす操作)
神社への参拝。

大柄な講師の車いす移乗が小柄な私は大変だったことを覚えています。

ちなみに、この実地修了試験は、落ちる人いないと思います。
出来なかった人への補講をやっていた記憶があります。

次は、実務者研修について その6です。

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